母親が内服した薬の多くは確かに極微量ですが母乳中へ移行します。しかし多くの薬では比較的短期間の通常の内服量であればほとんど問題有りません。もっとも乳児では薬物の分解等の代謝や、脳の感受性も大人とは異なりますので、薬剤の種類や服用量、服用期間によっては注意が必要な場合もあります。ただお薬の影響に過剰に心配するあまり、本来の母親の体調管理が不十分となって良好な哺乳や育児が出来なくなっても困ります。その都度しかるべき医療関係者に相談していただき適切な処置を取られることが望まれます。
参考サイト:授乳 と くすり